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合格体験談

横溝 幸祐さん

  • 2008年度1月実施の 英検1級当校合格者
  • 2008年度

プロフィール

おそらく私が最初に英語に接したのは生まれる前だと思います。というのも私は米国ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれました。その後アメリカで 10ヶ月過ごした後、父の仕事の都合で1歳になる少し前に日本に帰国しました。もちろんこのときに聞いたりした英語は一切記憶にありませんがなんらかのい い影響があったのではないかと思います。その後3年程国内で過ごした後、またも父の都合でアメリカ、ミネソタ州セントポールに移住しました。そこで、プリ スクール幼稚園、小学校1年生までの3年間を過ごしました。その後再び帰国し、2年ほど日本の小学校に通っていました。この時から週1回NOVAなどに 通って英語力を保持していました。小学校3・4・5年とまた3年間セントポールで過ごしました。その後帰国し、現在に至っています。帰国から今までは JOES(帰国子女財団)やJALアカデミィー、富士通訳アカデミーなど様々な語学学校に通い、現在でも英語力の維持、向上に努めています。もちろん、週 1回の語学学校だけでは維持が難しいので、毎日英語の本を読んでいます。本とはいっても難しい論文ではなく、ごく普通の小説、評論などです。

Q1.語彙・熟語問題攻略法

語彙や熟語の攻略法は私の場合、英検1級の過去問題集の練習とあとは、山中先生の授業で出たものを辞書で引いたりもしました。しかし、やはり一番役に立ったのは英語の本をたくさん読んだことにあると思いました。私の場合アメリカの小学校で年間25冊の本を読むことが義務付けられていました。おそらく、この経験が今となって一番の救いになったのだと思います。英語と言うのは単に辞書的な意味だけをとらえるだけで必ずしもうまくいくとは限りません。英検でも何でもそうですが、時制が変わるだけでも、選択肢が違ってきます。前述の通り英語の本をたくさん読み、英語の流れになれることが日常レベルでの一番の近道だと思います。試験直前には、極力単語帳などを見ないようにしていました。これは単語帳と試験の内容を頭の中で混同させないためでした。試験が始まってからは、最初から選択肢を見るのではなく問題文を読みそこから前後を読み意味を推測しました。ちなみに、前後を読んで分からないところの意味を推測することは読書でもすごく役立ちます。それでも、わからなかったものは前後を訳したりしました。この方法は以外と役に立ち経ちました。どうしてもわからない場合は、一つ一つの選択肢を読み、音が合っているのを選んだ問題もあります。そうした問題の半分は正解でした。 まとめですが、単語をひたすら覚えたり辞書的な意味を暗記するよりも、問題文の空欄の前後の意味を推測し回答を選ぶのが一番良い方法だと思いました。

Q2.読解・空所補充問題攻略法

語彙、熟語問題と共通するところも多くありますが、最初は設問を無視し、全文を読んで大意をつかみます。 その次に問題の括弧抜きの前後1・2文を読み、流れと意味をつかみます。もちろんここで必要に応じて訳したりもしました。 ここでようやく選択肢を見ます。そして、その中で一番意味の通るものを選びました。中にはかなり難しいものもありました。一番苦労したのはやはり、意味の似ている選択肢でした。問題によってはどっちか最後の最後まで迷い、感覚で解いた問題もありました。しかし、後々辞書を使い解きなおしたときになってようやくその微妙な違いに気づくことも多々ありました。 空所補充問題で一番大切だと身をもって知ったことは、課題文の内容(大意)をしっかり理解することです。というのも内容一致問題と違い、主題(英語の場合は文、段落の始め)の部分を括弧抜きすることは経験上あまりありませんが、場合によってはタイトルを訳すことが役立ことがあります。どんな場合でも問題の部分を見るよりかはまず全体像をつかむことが一番大事だと思います。最初に書いたように語彙の問題とでは空所補充という意味ですごく共通しています。私としては、語彙の穴埋めが単語ではなく文章に変わっただけとの認識です。よって解き方は語彙の解き方+全文の内容(大意)の理解が一番の方法だと思います。

Q3.読解・内容一致問題攻略法

内容一致問題は、語彙や空所補充問題とは逆に、最初に問題と選択肢を見ます。これは、山中先生に教わるまで気づかなかった方法です。次に全文を読みます。その次に問題を読み、問題の求めていることと、キーワード(問題に出ていてなおかつ本文中にある語句)を探し第一段落から探していきます。なぜなら、内容一致題は必ず最初から終わりまで順序良く行きくからです。キーワードを見つけた後は、その前後1・2文の内容を整理(必要に応じて訳し)しそれに呼応した選択肢を選ぶのが一番いいと思います。たとえば、criticsとあるところにgovernmentなど全く関係のないキーワードが入った選択肢をまず排除して最終的に考えるものは1つか2つに絞っておくと良いでしょう。また、2問目以降は1段落目を見る必要はありません。 実は、私前々回の1月の試験を不合格でした。語彙力もなかったのも当然のこと、何よりこの内容理解の分量の多さに時間切れになってしまったというのが原因だと思いました。しかし、このように読み方を覚えたおかげでスムーズに解けるようになりました。何より、分量の多さにあわてず、無理に一度に全文の内容を理解しようとせずに段落ごとに問題と照らし合わせ答えを導き出すのが一番の近道だと思います。

Q4.英作文問題攻略法

英作文は最初やり方が全くわかりませんでしたが、山中先生の授業のおかげで書き方を覚え、大変助かったことが記憶にあります。今となっては、よくわかり教わったものをベースにして、いくつか気づいたことがありました。英作文の点はそれほど、いい方ではありませんでした。ただし、そんな私もいくつか言いたいことがあります。まず、英語の論文に全て共通することですが、まず結論を最初に書き、そこから根拠や意見を書き進めていきます。この点は起承転結を基本とする日本語の論文とは逆です。日本では最初に根拠を書いて、結論へと持っていくのでおこりにくいことですが、最初に書いた結論と根拠が相違しないように一番気をつけました。つぎに気をつけたことは根拠を提示するなかで内容が重複しないかを気をつけました。これはけっこう大変なところがありました。本番ではそういうことありませんでしたが、たまに、まとめのところで内容をまとめるのではなく、1~3番のどれかを言い直しているだけになったことが多々ありました。当たり前のことを書くようですが、自分の書いたものを読みながら書き進めていくことをおすすめします。本番で私は1段落書くごとに読み返してから次の段落に移るようにしいています。あと、分量ですが短すぎてはダメです。私は短すぎて作文半点しかもらえなかったので反省しています。長くするには主張したいことだけではなくそれをサポートする事柄を多く書くことだと思います。

Q5.リスニング問題攻略法

リスニング問題はひたすら多くの英語を聞いて耳を慣らすのが一番ということです。もちろんそれはそう簡単にできることではありません。今まで書いてきたことに共通することですが、ここでもやはり“流れ”が大事になってきます。日ごろからできる努力としては、英語の本の朗読テープ(またはCD)を聞く。また、NHKニュース7などを日本語ではなく、英語で聞くことで自然と英語の流れが身につきます。リスニング問題の一部は(特に3番)インタービューやニュースなどです。他の方法としては、英語の音楽を聴くことです。これはただ聞き流すだけではどうにもなりません。音楽を聴くいい方法としては、単に聞くのではなく、歌詞カードを見ながら追っていくと聞くと同時に読むので頭に入りやすいです。勉強をそんなに強く意識して聞くのは楽しくないだけでなく逆に頭に入りづらいです。好みにもよりますが、映画好きな方なら、DVDで最初に日本語字幕で見てから次は字幕を英語に切り替えてまた見ます。最後に字幕を切って見ます。それを何回か繰り返すうちに耳が自然と慣れてきます。どうしても忙しくてどれもできないという場合でも試験会場でもできる対策があります。それは解説や音声テストの時間に数問先まで選択支を読みます。そこで質問している内容のキーワード(内容一致にも登場)を探します。その後は聞くうちに選択肢を1つ1つ消していきます。そして、最後に残った1つが正解です。2つ残った場合は意味の微妙な違いを見て判断します。2つ残った場合、いくら海外経験が長い私でも苦労するところがありました。最終的には勘でやってしまったところもあります。やはり、細かい違いを理解するのが一番の近道です。そのためには前述のように日頃から耳を鍛えることを強くおすすめします。あと必要なのは根気と記憶力です。特にパート4のインタビューはかなり長くなるので途中で集中力がとぎれないようにしましょう。

Q6.2次面接対策攻略法

面接試験は英作文がそのまま口頭でのスピーチになったようなものです。題材は出されるが、作文と違いどんなことを含んでスピーチをするかは書いてないのですごく難易度があがります。しかし、とことん難しいというわけでもありません。なぜなら、最初に書いたようにルールなどは英作文と全く同じだかからです。一番初めに結論をいい、それをサポートする内容をおおむね3~4つ言います。私の場合カードを受け取ったらまず、比較的身近な問題を取り上げました。ちなみに私の場合動物実験でした。まず、自分が賛成か反対かの立場を決めます。次ぎにその根拠を考えていきます。制限時間が2分なのでそんなに多くはいりません。3つくらいがちょうどいいと思います。逆に多く作っても緊張などで途中、自分が何を言いたいのかでつかえたりもします。こうなるとかなり痛いです。速さですが、無理に早くしゃべろうとするよりも、一言一言クリアに発音した方が配点としては高いです。また、よく周りから難しい単語を多用しなければいけないのでは?といわれますが、決してそんなことはありません。ごく一般的な単語を使っても十分に合格点はもらえます。また、Q&Aは必ず1問はスピーチと関連した意見を問う問題が出てきます。ここで意見を言えるかが勝負になります。後のは自分がした内容から出ます。基本的に言いたいことがしっかりわかっていればOKです。ただし、中には色々提案してきて(私の場合は「こういう方法の動物実験もあるが、それでも反対?理由を教えてください。」でした)揺さぶりをかけてくることがあります。ここで主張を変えてはいけません。とにかく理由をつけて(私はそこであわてましたが、動物たちの苦しむ姿が耐えられないとの理由で切り抜けました。)自分はそれでも最初の立場とは変わらないことをアピールします。私としてはこれが一番いい方法だと思いました。

Q7.後輩へ合格するためのアドバイス

こればかりか今までの項目に全部書いてしまったような気もしなくもないですが書きたいと思います。色々ごちゃごちゃしていて分かりづらかったかと思いますので、ここにわかりやすく書きたいと思います。 まず、語彙、熟語についてのアドバイスですが、辞書などを読むのと同時に英語の本(そんなに難しいものでなくてもOK。)を多く読むことがかぎだと思います。ひたすら単語帳などとにらめっこしていても疲れるだけで、あまり頭に入りません。自分の気に入った本を読み、それにプラス辞書で語彙力を付けることをおすすめします。いきなり読んだことのない英語の本を読むことに抵抗がある場合、翻訳本で読んでいた物を原文で読めば内容がある程度わっているのでそこまで苦労することもないかと思います。 次に空所補充問題ですが、最初に全文を読みおおまかな内容をつかみます。次に空所の前後1・2文を読み、それから選択肢を読み一番適切だと思うものを選択するのが最適です。内容一致の場合は先入観をなくすため最初に全文を読み、できればそれを自分で要約してから選択肢を見ます。問題を解くにあたっては、まず、問題を見てその中のキーワードを探しその前後で言っていることを理解し、選択肢を選ぶことをオススメします。 英作文ですが、日本語と違い最初に結論を持ってくることです。あと、最初に言ったことと最後に書いていることが矛盾しないようにするのが大切です。また、前の段落で書いたことと重複しないようにしましょう。リスニングは普段から耳を慣らすことが大切です。また問題の内容をなるべく暗記することが大切です。その後選択肢を見てもっとも適切なのを選ぶのが一番の近道です。 面接試験は、基本的には英作文と同じですがそれに加えて関連したことへ意見を言えることが大切です。また、スピーチ中に限らず途中で自分の立場を絶対に変えてはいけません。話題にもよりますが、面接官は親族を使うなどして揺さぶりをかけてくることがあります。そこでもしっかり自分の立場を変えずに理由を述べて相手をかわせるようにしてください。 最後に、これは全部に共通することですが、過度に緊張しないことです。冷静に解けば正解できたものが緊張していたせいでうまくいかなかったというのはよくある話です。(持ち帰った問題冊子を解きなおした時の方が正解率高くなるのはこのためです。)緊張を和らげる方法としてはいくつかありますが、私はひたすら自は大丈夫と言い聞かせていました。他にも深呼吸などで緊張を和らげることをおすすめします。

Q8.富士アカデミーのここを薦める

まず、富士アカデミーについて是非人にすすめたい点はやはり、充実した講師陣です。特にその中でいいと思う人は通訳ガイド試験と英検1級の講師の山中昇先生です。教え方もすごく理解しやすいし上かなり人間的にもすばらしい方です。 英検でも通訳ガイドでもこの人に教わればスキルアップできると思いました。教え方ばかりではなく、そのほかでも優れています。例えば空気を和ませるのが上手なことです。実際、私は唯一の高校生でしたが大人ばかりのクラスでも威圧感を感じることもなくすごく楽しくやれました。これは大いに山中先生のおかげだったと今になって思います。もちろん環境も授業内容もともにすごくよかったので、ここなら必ず目標を達成できると思います。もう一つはやはり国家資格を取ることのできるところにあると思います。また、テキストいつもあたるのがすごいと思っています。講義に出られなくてもDVDが借りられる点もすごく便利でいいと思いました。事務の対応もものすごく丁寧です。やはり合格率がなによりいいです。人間誰しも試験を何度受けても合格できないという経験をお持ちかもしれません。多くの人は何回か合格できなければ諦めてしまいます。しかし、その一方で諦めない人たちも居ます。そういう人間が富士アカデミーの様な学校を見つけて助けを求めるのです。もちろん富士のような学校は星の数ほどありますが、まともにやっているところはそう多くはありません。しかし、その中で富士アカデミーはまじめに運営していることは当然のことこの合格実績では他社を圧倒します。ここならどんな方でも英語が上達し、各検定試験を合格できると思います。以上の理由より富士通訳アカデミーを皆さんにおすすめします。

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