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合格体験談

永渕 英一郎さん

  • 2009年6月実施の英検1級当校合格者
  • 2009年度

プロフィール

会社員56歳です。
その歳で、いまさら英検など受けてどうするのか、と聞かれそうですが、まあ自分の衰えかけた脳細胞の活性化、といったところです。
英語圏ではないのですが海外駐在が長く、外国語には関心がありました。
普段から、読書が好きで、ときには英語の雑誌や小説も読むのですが、いかんせん語彙が不足していて、辞書を引き引き読むのも疲れます。
会社でTOEICを受けるように言われ、975点を取っていましたが、少し対策をすればTOEICは点が伸びるもので、だからといって英語の実力がついたという実感はありませんでした。どうすれば語彙を増やせるか、と考えていたときに、書店でたまたま手にとった英検1級の単語集(「パス単」)を見て、ちょっとショックでした。まあまあ単語を知っているほうだと思っていたのに、その単語集の中の言葉は半分も意味がわからなかったのです。そこで英検のことを調べてみると、単語のレベルとしては1~1.5万語くらい必要とあるのでこれはちょうど自分のボキャビルに最適だ、と思って1級受験を決心した次第です。それが昨年の冬頃で、その頃はフランス語の検定(準1級)を受けていた時期でした。仏検準1級はなんとか合格したものの、その次(今年6月)の仏検1級にはかなり壁が厚く、どうしようかと悩んでいた時期でもありました。仏検1級は前途遼遠だが、英検ならちょっと頑張れば1級に合格できるかもしれない、そう思って勉強を開始しました。

Q1.語彙・熟語問題攻略法

上にも書いたように、本を読むのが好きなため、読解には比較的自信があり、勉強と言っても、語彙の習得に時間をかけました。有名な「パス単」を使いましたが、単調な暗記に疲れ、途中で過去問をやる方法に切り替えました。
旺文社の1級全問題集を04以降のものをすべて買ってきて、時間を本番と同じに区切って解いてゆくと、やはり自覚していたように、読解は90%くらいできるのですが、語彙問題が弱く25問中16~18問しかとれませんでした。過去問をあげたあと「1級語彙・イディオム問題500」旺文社をやり、今度はJapan Timesから出ている「出る順、英検1級単熟語」に戻りましたが、結局「パス単」は全部終えずに試験に臨みました。今にして思えば、あれこれ手をつけずに「パス単」を徹底的にやるべきだったと思います。
本番では25問中19問しかできませんでした。

Q2.読解・空所補充問題攻略法

こちらは、読解に自信があったので特に対策はなく、過去問を04年以降すべて解いて、レベルを確認しました。本番では6点中6点でした。

Q3.読解・内容一致問題攻略法

これも上と同じで特に攻略法はありません。過去問以外には普段からNewsweekとかTimeなどの雑誌やNY Timesなどの新聞を読むように心がけました。特に、ノーベル経済学賞を取ったPaul Krugmanやピューリツァー賞を3回取ったThomas FriedmanのNY Timesでのコラムはお気に入りで、欠かさずに読んでいました。本番は満点を狙ったのですが、20点中18点で一問落としてしまいました。

Q4.英作文問題攻略法

英作文は苦手な方で、点数も18点でしたから、あまり申し上げることはありません。まあ普段から社会的なテーマについて関心を持つようにすることぐらいでしょうか。本としては全然最後までできませんでしたが、「意見・考えを論理的に述べる英語表現集」(石井隆之著/ペレ出版)がCDも付いていて良いかなと思いました。

Q5.リスニング問題攻略法

リスニングは、上記の全問題集でやっているときにはそれほど出来が悪くなかったので、それ以上何もせずに試験に臨んだのですが、本番ではボロボロでした。特に会話文の方で、最初に聞き逃したのが後に響いてしまい、何問か立て続けに落として14点中8点しかとれませんでした。後半立て直して一般文では20点中16点とりましたが、合格者の平均点以下の出来で、あまり参考にならないかとおもいます。反省としては、過去問だけでなく、もう少しリスニングの訓練をすれば点数が上がったのではないか、と思います。今回はリスニングは例年に比べて易しかったとの一般の評でしたからなおさらです。

Q6.2次面接対策攻略法

1次が合格した後、攻略法がわからずに慌てたのですが、1次試験のときに配られたパンフレットで富士通訳ガイドアカデミーを知り、山中昇先生の1級2次直前短期集中セミナーを受講させて戴きました。その際に配られた約60個のトピックで、ほとんどのテーマはカバーされているので、先生のアドバイスの通りに、これを基に「自分なりの意見を、まずは日本語で組み立てられるようにしておくこと」が唯一最大の攻略法だと思います。先生には、試験前日を含め計3回お世話になり、スピーチについてのコメントや、面接の心構えを教えていただき、大変自信になりました。
本番では、やや面接官の声が聞き取りにくく焦りましたが、内容的には「ワーキングプアーに対してもっと支援すべきか」とのテーマに対して、下記の理由から「支援すべきである」との自説を展開しました。
1)ワーキングプアーとは、働く意思もあり働いているのに貧困から抜けられない人たちで、多くは非正規や不定期雇用で、決まった住居もないため正規雇用になれず、結婚もできず、子供も作れないものが多い。これはどう考えても社会的公平に反する。
2)そうした人たちは、スキルが蓄積されないので、収入の向上が見込めず、生活の希望も持てず、社会の不安定要因になる。
3)家庭ももてないので、将来の少子高齢化を加速する
支援の内容は、と聞かれたので
1)最低賃金を上げて、同一労働同一賃金とし、派遣と正規雇用の差別をなくすべき。
2)必要なら、低家賃での住居を一定期間提供し、正規雇用になれるよう支援する。
3)また、派遣の連続では蓄積されない技能スキルを向上するための支援を行う。
これに対して、面接官からたださえ赤字財政の日本で誰が支援するのか、との問いがあり、これに対して
今は財政赤字を膨らませるかもしれないが、中長期ではこれらの支援により
1)収入が増えれば、税収も増える
2)家庭を作り、子供ができれば少子高齢化を遅らせる
3)社会が安定化する
などのメリットがあるので、やるべき と述べました。
結果的にはspeechは21/30,interactionは24/30だったのでまずまずです。
但し、発音は14/20,語彙・文法は12/20ですから、とても流暢とは言えませんが あせらずに自分の主張を明確に述べれば充分合格圏内に入ることができると思います。

お陰様で、英検は初の受験にもかかわらず一回で合格することが出来て、山中先生には大変感謝しております。
本当に、ありがとうございました。

Q7.後輩へ合格するためのアドバイス

上に書いたとおりですが、普段から英語に慣れ親しむこと。英検1級を受験「対策」としてではなく、英語をマスターするためのひとつの過程として勉強を続けることが必要ではないでしょうか。英語は、それ自体が目的ではなく、英語を使って何をするかが問題だと思います。今は、昔に比べればインターネットで英文の新聞もニュースも見られ、音声もビデオ映像もiPodやiTuneなどでほとんどコストをかけずにいくらでも入手できる時代です。 あまりたいしたアドバイスはできませんが、やる気さえあれば、何とかなります。皆さんも頑張ってください。

Q8.富士アカデミーのここを薦める

とてもアットホームな雰囲気を感じました。丁寧な指導であると感じます。

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