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合格体験談

松島 幹さん

プロフィール

 現役時代は商社マンだった私は若い頃には英語を多用して仕事をしていましたが、年齢を重ねるにつれて、英語を使用する機会が減ってきました。その為50歳代の時、社内で英語のスピーキングテストがあったのですが、どもってしまったり、単語が思い出せず情けない経験をしました。

引退後どうしようかと考えているときに、英語を勉強し直して英語を教える職業についたらどうかと考え、小さな英語塾の塾長に相談してみたら、英検1級を取って下さいとのこと。それで本屋で英検1級の過去問を立ち読みしたのですが、語彙問題を見たとき立ちくらみを覚える程難しく見たこともない単語ばかりが並んでおり、とても太刀打ちできないとたじろぎました。それでも気長にやろうと気を取り直して2014年度第3の試験を試しにうけたのですが、合格点より15点も低く不合格でした。それからさらに問題集を買って勉強したのですが、2015年度第1回の試験でもやはり15点不足で不合格でした。そこで市販の問題集などでの独学では限界があると考え、ネットで探してこの富士通訳ガイドアカデミーに辿り着き、通信コースでCDを使って勉強した結果2015年度第2回の試験で合格できました。この勉強途中1ヶ月位、入院したり身内に不幸があったりで、殆ど勉強できない期間もありましたが、富士アカデミーの教材だけはこなすことにより合格に辿り着いたと言えます。

Q1.語彙・熟語問題攻略法

富士アカデミーのコースを取ってからは、1次試験対策コース短文集と使用する単語・熟語集だけで勉強しました。それまで市販の本で勉強してきた過程で単語ノート作っており、コースを取ってからは短文集の単語と長文問題で自分には新しい単語と記憶が曖昧な単語を書いて付け足して行きました。過去のものと合わせノートは100頁以上となり、単語・熟語集と共に、電車の中で、喫茶店で、また病院の待合室で時間があるときは復習しました。単語・塾語集は必要な事は本の中に書き込んで行きました。結局テスト項目の内、語彙の勉強に一番時間を使いました。兎に角覚えるという作業の積み重ねであり、最初過去問を見たときのショックから立ち直るためにも一番時間を割いたと言えます。特筆すべきは、岩渕先生の講義での語彙の説明は、あーそうだったのかと思う事も頻繁にあり、またなるほどとうならせる事もあり、とても興味深くCDを繰り返し聞きました。ややもするとつまらない単純作業である語彙の勉強も楽しくできたのも、語彙の勉強を継続できたのも岩渕先生のお蔭です。 また、単語・熟語集は通訳ガイド試験向けにもできているので、現在目指している通訳ガイド試験用としても利用して行こうと思います。

Q2.読解・空所補充問題攻略法

過去の勉強方法は、テストの時間制限のために出来るだけ早く読んで理解するということに重きを置いていました。でもそれは間違っていると富士アカデミーのコースを取ってから認識しました。授業で宿題あるいはその場で回答する練習では、極めて詳しい説明があり、理解の度合いが違いました。予習よりも復習の方がより重要と思います。復習は1回ではなく日をおいてまた復習するよう岩渕先生からの指導もあり、それが理解を定着するのに役立ちました。 コースでの勉強期間中は、それまで私がやってきた多くの過去問などの問題数よりも少ないですが、まずは時間制限を気にするのではなく、じっくり読むという習慣が身に付き理解力が増したおかげで読み返しが減り、それが実際のテストでの正解率の改善に役だったと思います。

Q3.読解・内容一致問題攻略法

Q4.英作文問題攻略法

1人で勉強する上で、一番困るのは英作文と2次試験だと思います。市販の問題集では模範解答は示されていますが、こんな上等な文章は書けるはずはありません。 実際自分で書いた文章を直して頂ける富士アカデミーのサービスは貴重なものです。 私は通信コースでしたが、私の文章提出時に質問事項も合わせて送りましたが、その都度丁寧な説明があり、疑問点がすっきりすると同時に富士アカデミーに対する信頼感が増して、ついて行こうと思いました。それまでは何を主張するかは自分なりに持っており、如何に英語で表現するかという事が問題でしたが、実際の英検テストの本番では、何を主張していいか分からず時間ばかりが経ってしまい大いにあせりました。 せっかくの富士アカデミーのご指導で力が付いてきたと実感していたところにこのありさまで、きっとボロボロの点数だと思っていましたが、そこそこの点数が取れたのは、やはり力が付いていたという事だと思います。岩渕先生の解答例も私には立派過ぎる文章でしたが、部分部分で使える表現が多くあり、表現力を増やすのに役立ちました。 さらに後で述べる様に、この英作文の練習が2次試験の模擬的な練習にもなります。

Q5.リスニング問題攻略法

これも長文問題同様、多くの過去問をこなすことで実力が付くと思っていたのですが、そうではなく問題に集中することが大事であることが、コースでの勉強の過程で気が付きました。量をこなすというより、より集中して聞くことに念頭に教材で勉強しました。また日にちをおいてもう一度やってみる事が、より集中力を定着させるのに役立ちました。

Q6.2次面接対策攻略法

1次試験では、前回に比べ点数は上がっているのは実感できましたが、合格まではいかないと思っていました。それでもやがての合格に向けて一回だけタントラム先生の2次試験対策コースに参加しました。実は講習の前日に1次試験がぎりぎりで合格できたことを知り、急に実感が増してきました。市販の問題集ではあまりに優等生の模範解答ばかりで、どうしようかと思っていました。講習では本番と同様に5つのTOPICを渡されshort speechの後、Q&Aがあり結構意地悪な質問をされました。殆ど2次対策をしていなかったので、どもったり口がうまくまわらなかったりで、お世辞にも良いできではなかったのですが、つけてもらった点数は、62点/66点で何とか合格できるラインに希望が出てきました。私が受けたコースの説明会の際お聞きした体験談で、1次試験の英作文を復習したら効果があるということを思い出し、解答例と私の添削された文章をコピーし、何度も口頭で言えるよう練習しました。また講習の際に5つのTOPICを24題記載してある教材を頂いたので、各5つのTOPICの内、最低2つは話が出来るように考え必要に応じノートにメモしました。この英作文のコピーとTOPIC問題集を持って、喫茶店に行き近くにいる人に話しかける雰囲気の中で練習しました。テストの本番では自分で言える文章でないと通用しないと信じて自分レベルの英語で練習しました。声は出しませんでしたが口を動かして何か話している様な私の姿をじろっと見る人もいました。 実際の2次試験では頂いた練習用のTOPIC集とほぼ同じ内容のTOPICがあったので迷わずそれを選び、ぴったり2分でshort speechを終えました。結果は、60点が合格ラインのところ、83点と信じられない点数で合格できました。

Q7.後輩へ合格するためのアドバイス

多くの合格者を輩出している富士アカデミーを信じて勉強することが大事だと思います。その為過去には試験前は焦りがありましたが、今回は比較的落ち着いて勉強を続けることができました。

Q8.富士アカデミーのここを薦める

前述の様に、語彙を覚えるのは退屈な作業ですが、興味深く続けられた事と、英作文の添削をしてもらえる事、疑問点は親切に教えて頂ける事は、富士アカデミーの魅力だと思います。また2次試験用の講習も少なくても1回は受けて置かれることをお勧めします。自分はこれくらいなら話せる・話せないが良く分かりその後の勉強に大いに参考になります。 最後に、スタッフの皆さんは親切でしっかりした学校であることを実感させるものであったことも付け加えておきます。

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