Home > 合格者体験談 > 2010年度 > 岩楯 裕見子さん
プロフィール中学校入学の頃、ラジオの「基礎英語」のテキスト4月号が私と英語との出会いでした。 |
Q1.語彙・熟語問題攻略法
当校に入学して「通訳ガイド必修単語集」と「通訳ガイド・英検1級単語・熟語集」を 目にした時、基礎英語を聞いた遠い日々の記憶と情熱が甦り、この2冊にのめり込んでしまったのです。覚えることが楽しくて毎日紙に書いてスペルを練習し、長い時にはそれが3時間以上に及ぶこともありました。単語力がついてくると英字新聞・雑誌等も少しずつ楽に読めるようになり、覚えた単語・熟語が実際文章の中でどのように使われているかチェックするのも楽しいのです。 また当校では時々単語テストがあり70点以上取れると商品を頂くことが出来るのでそれも大いに励みになり、この単語に関しては相当な気合が入っていました。このガイド試験の勉強が次に続く英検に役立ったことは言うまでもありません。“単語なんて無味乾燥で覚えられない”という声をよく耳にしますが、単語・熟語は文章の基本中の基本なので、最も重要な部分と位置づけております。 ガイド試験・英検1級共に合格できたのは単語力を高めたことにあったと思っています。試験では23問正解でした。
Q2.読解・空所補充問題攻略法
基本的には全文を通して読んだ後、設問の前後を注意して読み直すというやり方です。 文章の難易度はあまり高くないので要点を掴めれば問題ないと思います。このパートでは直感に頼っている部分が多いので攻略法等は特にありません。
Q3.読解・内容一致問題攻略法
英検合格者の体験談の中で“設問を先に読んでから文章を読み、該当する所を注意深く 読む“とありますが、確かに合理的とは思うのですが、私にはどうしても出来ませんでした。先に設問を読んでしまうとその部分のみが気になり、全体が見えにくくなってしまうからです。私の場合は過去3年分の問題を解くことによって、全体の流れと設問の関係がわかるようになりペースを掴めるようになりました。つまり英検では文章の流れの順に設問があるのである量を読んでから、例えば3問だったら約三分の一ぐらいでしょうか・・・それを読んでから設問1を見る・・・という方法です。
Q4.英作文問題攻略法
苦手中の苦手で避けて通っていました。実際、作文を書いたのは試験の時のみで攻略法 等書けるわけがありません。2回の不合格の時は共に8点でしたが、合格の時、私には考えられない程の高い点数16点を頂き驚いた位です。ギャンブルの是非についてでしたので、よく我が家ではその事を話題にすることが多く日頃馴染のあるテーマだったので、なんとか140~150字程度力を振り絞り書くことが出来たのです。200字にかなり足りなくても希望は持てます。
Q5.リスニング問題攻略法
ドイツ語を習っていた頃ディクテーションに力を入れ一字一句書き取ろうとしてテー プレコーダーを酷使し潰してしまった事がありました。 パーフェクトを目指す―これが私のモットーなのです。しかしながら英検のリスニングでは細部にまで神経をとがらせる必要がないことに気づきました。70%ぐらい聞き取れれば答えを導けると思います。
Q6.2次面接対策攻略法
英作文に向き合うこともしなかった私にとって2次面接のスピーチは越えられない高 い壁に思えましたが、取りあえず受けるだけ受けてみました。 ほとんど準備なしで臨んだところ案の定5つのトピックで話せそうなテーマはひとつもなく、ああどれもダメと思いながら焦っていたら1分間が瞬く間に過ぎ、試験管のスタート!という冷たい声が響きそこでしどろもどろのスピーチが始まりました。続く会話はトンチンカンで日本人試験管が助け舟を出して下さいましたが、それに乗るだけの知識がなくもちろん結果は不合格。2次の直前に受けた山中先生の対策講座で先生が“日本語で言えない事は英語で言えるはずがありません”と仰いましたがまさしく身を持って証明して来ました。そのお言葉を胸にしっかり刻みその後新聞・ニュース等に興味を持って接し、今まで考えもしなかった事柄を自分なりに考え始めました。今回はShould alternative medicine be restricted?を選び、Should notの立場で昨年亡くなった父の看病を通して経験した事を織り交ぜ、文法的にはかなりめちゃめちゃな所もありましたが素直に自分の言葉で語れたことが合格につながったと思います。
Q7.後輩へ合格するためのアドバイス
私はとにかく語学が大好きで試験のための勉強ではなく語学力を高めるために努力目 標として幾つかの試験を受けてきました。 目標を達成するために最短距離を狙うのではなく多くの文章に接することで何となく見えてくるものがあると信じています。 長い間音楽の世界にいたからでしょうか。言葉を文法や理屈ではなく感覚的に捉えています。苦手分野を克服することも大切だと思いますが、自分の得意分野を更に向上させることも自信につながり、いい結果を導くことになることもあると思います。 疑問があったらすぐに調べ、今出来ることは明日に延ばさない、そして地道な努力を続ける事が合格への近道になると確信しています。
Q8.富士アカデミーのここを薦める
講師の先生方、スタッフの方々がとても温かく、テキスト等もホットな話題が多く知的 好奇心を満足させてくれます。その上、システムも授業料も大変良心的ですので、英語力を高めたい方には自信を持ってお勧めします。