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合格体験談

匿名希望さん

プロフィール

2015年度に通訳案内士の資格を取得したのですが、海外生活も20年ほど前のことで、英語力には自信がありません。仕事で英語は常に使用してきましたが、英検1級のレベルとは全く別次元のものです。
 
英検1級受験を2016年3月に決め、富士通訳ガイドアカデミーの英検1級対策講座説明会に参加。その際紹介された過去問の単語がどれもこれもさっぱりわからず、まずいところに足を踏みこんでしまった、と焦りました。長文も、たまたま正解を選んでも、その根拠に自信がないレベル。リスニングはほぼ聞き取れていました。英作文は、テーマについて何からどう書いてよいのかわからないレベル。
 
そしてその後、3月開講英検1級1次対策コースの通信講座でお世話になり、2016年第3回の1次に合格できました(しかしその後の2次は3回連続不合格)。暫くブランクを作りましたが、2018年11月に再受験を決め、富士通訳ガイドアカデミーの通信講座を受講、2018年第3回の1次、2次に合格することができました。

Q1.語彙・熟語問題攻略法

(富士通訳ガイドアカデミーの1次対策教材:単・熟語集をどのように活用したか等) 富士通訳ガイドアカデミーの必須単語・熟語集で授業の内容メモとその語源を書き込んでいきました。『The economist』などを読んで、さらに単語を定着させようとしましたが、そのやり方では時間がかかるので、パス単に切り替えて、例文の日本語を英語に訳しながら単語を定着させていきました。
本番前1週間は、短文集です。時間を計って7~8分で解けるように繰り返しました。あとは過去問の単語で間違えた箇所を見直す。短文集もそうですが、なるべく例文ごと覚えていました。(英作文でも使える表現がある)しかし、本番では得点に苦慮した分野なので、攻略法をお伝えすることができません。

Q2.読解・空所補充問題攻略法

Q3.読解・内容一致問題攻略法

普段は『The economist』『Scientific American』、不定期に英字新聞を読んでいます。しかし、試験用には別の練習が必要と知り、週末は過去問を使いました。本番を想定して時間を計って解き、集中力を持続させる練習をしました。 たとえ正解をしても、何故その答えを選んだのか、必ず根拠を抑えていきました。すると、問題の傾向がちらちらと見えてきて、落ち着いて取り組むことができるようになりました。本番ではタイム・マネージメントが勝敗を左右する、と聞きます。長文読解はこの時間配分を常に意識して挑みました。

Q4.英作文問題攻略法

岩渕先生に添削をしていただき、何をどう書いていいかわからないレベルのものが、合格できるレベルに近づいていきました。私の英文は拙い内容で、文法の間違いも多く、申し訳ないと思うくらい一つ一つ「なぜ違うのか?」の理由まで先生のアドバイスが入っていました!添削を読み終えると、ああ、心を入れ替えて頑張ろう、という気持ちになっていました。
あとは、市販の英作文本を使い、音読、またはリスニングをしました。内容を覚えるためと、2次試験に向けての口慣らしのため、です。頻出のテーマについては新聞での考察なども英文で教材に書き込んでいき、暇さえあれば海外のテレビや新聞、雑誌の特集をチェックして考察を深めていきました。先生から毎日ウィークリーを薦めていただき、これも隅々まで読みました。2次試験用のネタの引き出しも増えました。

Q5.リスニング問題攻略法

インターネット上には様々な海外の英語ニュースのアプリがあります。常日頃英語に触れる機会を手軽に作れる時代です。私もこれらを楽しんで利用しておりましたが、試験用には別の勉強が必要と知りました。Part1とPart3については過去問を全て憶えてしまうくらいの意気込みで聞きました。本番では、リスニングの時間帯にはかなり疲れていて集中力が切れてしまいます。Part2に残りの枯れ果てた集中力をすべてつぎ込んでできるだけ得点につながるようにし、Part1と3は惰性でも解けるくらいにしていました。

Q6.2次面接対策攻略法

Q7.後輩へ合格するためのアドバイス

岩渕先生からいただいた数々のアドバイスの中で、勉強は大変ですが、必ず後で「おつり」がきます、というものがありました。
仕事と家庭の事情もあり、思うように時間が取れなく焦ったことも多かったのですが、当たって砕けても、失敗しても問題はないのだ、経験していくことが大切だ、と視点を少し変えました。確かに1回で合格を決めたいです。でも私の場合、これは完全に私の自我なのだなー、と。心の癖に気付いてからは、過去問がよく解けても、または解けなくても、添削された英作文の点数が高くても低くても、気持ちは一定でした。安心していました。英語の勉強は楽しい、という気持ちを忘れませんでした。
試験当日は、勉強を通して自分の気持ちをコントロールする術を学べたことで、最善を尽くせたのだと思います。最後まで安心して挑戦できたこと、これも「おつり」でした。

Q8.富士アカデミーのここを薦める

通学の時間が取れないため、富士通訳ガイドアカデミーさんの通信講座を受講しました。教材が届く日に、どんなに忙しくても必ず目を通すようにしました。英作文もその日に取り組み、翌朝投函しました。学校のスタッフの皆さまに迅速かつ丁寧な対応を頂き、そして授業のCDからは岩渕先生のお人柄も窺えて、通信講座でも置いていかれることなく最後まで続けることができました。

英作文を丁寧に添削していただけます。文法の間違いだけではなく、私の元の文を活かして、更にこうすると説得力が出て良い、と文章の展開の仕方をアドバイスくださるので、とても驚きました!元の駄文が見違えるようになります。2次試験でも論理的かつ説得力ある返しをするために、この時に頂いたアドバイスを意識して挑みました。

2次試験では、惨敗続きでしたが、今回の勝因は何か?振り返りますと、同じ表現を繰り返さない、なるべく英検1級レベルの単語を使う、試験官の誘導に引っかからない(?)、の基本的な3点でした。自身の主張を展開するにあたり、試験官の反論がありますが、そこで動じず持論を展開しなければなりません。英作文で常に論理的に書く癖をつけていけば、この誘導尋問にも引っ掛からなくなると思います。私は焦ってたくさん話そうとしてしまう癖があるのですが、落ち着いて、違う表現、違う単語を盛り込むようにしましたら、その分が加点されたように思います。

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